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夕焼け時のマッキンリー

昨日キャンプを追えアンカレッジに戻ってきました。
5日間のキャンプの予定でちょうど低気圧が来てる時に出発しました。

というのはここから北に数百キロで例年の雷による山火事があり
空気が普通に見ればあまりわからないですが霞がかっていたので
雨に空気を洗ってもらい低気圧が去った直後の
空気の一番澄んでる時を狙っていたからです。

予想通り雨はずっと降り続け4日目も雨は止まず5日間の予定で食料を
持っていたのでもしかしたら5日で帰れないかもしれないと思い
途中で食事の配分を変え7日目までもつようにしてました。

でもこれが体力の限界なんです。
バックパックにテント、マット、スリーピングバッグ
カメラ機材、食材、コンロ、ナベ、防寒具・・全て軽量化してますが
総重量は20kgを超えていてこれ以上のものをかついで一日20KM歩けません。
よって食料はヒマラヤ登山などで使われている軽量のものでも
3食きちんと取ると5日分で15食分しか持てないんです。
カメラを1台に減らせばあと3日は伸びるかもしれませんが。

5日目の夕方22時頃からマッキンリー山頂が見えはじめて
今回は青空ではなくて夕焼け時の
マッキンリーを狙っていたのでちょうど当たり24時半の
夕焼け時には快晴になりました。

その後朝焼けが3時頃なのでそのまま朝焼けの撮り、
仮眠したあとデナリ国立公園を去りアンカレッジへ向かいました。

空撮前から数えると16日間スーパーに遭遇してなくて
残ってるのは米だけという餓死状態だったので

今日アンカレッジでスーパーでただのポンズを見ただけで
嬉しくててお買い上げして明日からの漁に備えました。

明日より撮影は1週間ほど休み、漁に中心の生活にします。