$写真家 谷角 靖オフィシャルブログ「オーロラの降る街 -谷角劇場-」Powered by Ameba オーロラの写真など -w

最近有名なウエーブからさらに車で奥へ。

そこはたどり着くまでに砂漠というか深い砂の道を
走らないといけなく、ジープを借りて行ってみることに。

4輪駆動でも深い砂にタイヤを取られ、止まってしまうと
そのままタイヤは砂に埋まり、スタックするという場所。

用意したのは

1、ジープ 4輪駆動でデフロックLギア付き
2、オフロード用タイヤ
3、園芸などママごと用スコップでなく
  大きなショベル(砂に埋まると砂を掘らないといけないので)
4、エアーコンプレッサー
 (タイヤのインフレートとデフレート対策、またパンク用)

もし砂でスタックした場合は深い砂では
タイヤは砂をかんでくれないので
タイヤの空気圧を抜いて減圧(デフレート)
して面圧を落とし砂の上をフロートするように走らせ、

また砂地を脱出し岩の上に出るとコンプレッサーで
空気を入れて空気圧を元に戻す
という技術を知っておかないと行けません。

オフロード専用タイヤはそういう設計がされてますので、
深い新雪と砂漠では使う技術。

注意1:自転車用空気入れではだめです。

4輪駆動もデフロック L ギア付きで一輪が空回りしても
残りの3輪は回り続ける4輪駆動で
車が横向いてカニ走りしようと、
タイヤが空回りしようと怖がってアクセルを緩めるのではなく
アクセルを踏み続けてとにかく前への推進力を与え続けないと深砂で
止まると職業ドカタじゃないのに
ショベルをもって砂まみれの上に砂掘るという
泣きっ面に蜂のような生活になります。

行ってみるとGPSにも出てこない場所で
予定通りで事前に知らされていたとおり
砂は深くリフトアップしてるジープでさえ
車の底をすりそうなくらい深い場所あり。

ハンドルを右に切っても右には
進まないような深い場所あり。

思う方向に進まなくてもカナダ極地で
雪とアイスバーンで鍛えられたと自信を持って
進み続けたどりつきました。

パンクもせず、減圧することもショベルを触ることもなく。