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カヤックのコックピットから旅の一番の目的の氷河。

前回ブログ更新より日が経ちましたがアンカレッジで天気を待ち続け高気圧が来ると予報が出た途端にカヤックで氷河へ出発しました。

アラスカを漕ぐのは2008年7月 キーナイフィヨルド国立公園以来7年ぶり。

川と違って干潮と満潮が入れ替わると潮の流れが変わり 行きたい方向と逆に流れ出すと体力を倍使うので干満表で時刻を計算しなるべく潮に乗るように漕ぐのですが
逆流プラス向かい風に当たるとさらに倍の体力を消耗することなります。




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花畑と小川と氷河と雪山という一枚にいろいろ揃った写真





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これもユーコン川でキャンプするのと違い海水では料理もコーヒーも作れないので湧き水を探して補給します。
雪が地下に浸透しさらにコケから湧き出てくる極地の天然水



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カヤックの横にあるのがドライバッグといって
防水のバッグでこれに詰めてこれらを前後左右の重量バランスを考えながらカヤックの中に積みます。

このカヤックは最大積載量が136kg
あるので体重を引いてもあと76kg詰めます。

必要最低限しか持って行きませんが

テント
寝袋
マット
コンロ
食料 5日分(漂流した時の為予備含め) 
撮影機材達
防寒具
予備パドル
浮き
予備服
無線 (非常事態で他の航行する船やU.S. Coast gurad に救助を求めるため。 日本では無線免許資格持ってますが アメリカは使用周波数によっては必要なし。カナダ資格は必要ありません 。)



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予定の行程を漕ぎ終えて
港町に戻って屋根にカヤックを積み水道水で全ての塩を落とすため洗い場へ。もちろん身体も。

先月はサハラ砂漠で砂生活
今月はアラスカで塩生活でした。




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フェザークラフトというカナダ製で折りたたむとこのバックパックに入り飛行機で預けると世界中何処へでも持って行けるカヤックです。

そして10日ほどいたアラスカを出てすぐまた1100km
離れたホワイトホースへ。