キャンパー生活で大量の電化製品を使用している写真家が電気はどうしてるのかという疑問があると思います。
またそういう質問をアイスランド中にいただいてました。
基本的にはカナダのキャンパーと
今回アイスランドで借りたキャンパー トイレと風呂がないだけで電気事情は同じです。
車と同じ電圧の12vのバッテリーでキャンパー用のものを蓄電池として使用
車内備え付けてありました。
詳しい方はご存知のディープサイクルバッテリーをキャンパー用には使います。
車のエンジンにはスターターバッテリーといって主に車のエンジンをかけるのがメインのバッテリーなので見た目は同じでも使い道が違うのです。
しかしキャンパーバッテリーでも車のエンジンはかかります。
去年カナダ僻地で 車バッテリーから硫化水素を吹き出し
キャンパーバッテリーを外して車に装着した話はこちら
車のエンジンがかかっていると基本的には
車のバッテリーとキャンパーバッテリー同時に充電されます
日中走ってる時に満充電にしておいて夜はキャンパーバッテリーで暖房のファンや室内灯が灯ります。
さらに自分でバッテリーの12vから家電用に100v にするためコンバータを付けると
家庭用コンセントが使えるわけです
カナダのキャンパーでは家がわりに住んでるので1000wの大容量のものを付けてあります。
大容量のものはバッテリーに直付けしないといけません。しかし車のエンジンを止めてもバッテリーがなくなるまで使えるので容量を増やすため2つ積んでます。
モバイルバッテリーと比べて車のバッテリーですから、かよわい女性では持ち上がらない重さなので容量は比べ物にならないほど大きく電気は2、3日もちます。節電すれば一週間ほど。
アイスランドのキャンパーは簡易キャンパーなのでバッテリx1つ コンバータは自分でカナダから持ってきた200wの小さく持ち運びできるものを持ってきてました。
これは車のシガーソケットから電源を取るので電気がわからない方々でもさすだけで使えます。
車のエンジンをかけている間しか使えません。
この丸い部分を
車のシガーソケット部分に挿すだけです。
昔車でタバコ吸う人がカチっと押して電熱線に熱をいれライターがわりにタバコに火をつけてたあの部分です。
だからシガーソケットというのかもしれません
今は電熱線のものはついてなくてただ丸い形で世界共通で残ってます。
アイスランドでは車が走ってる時にカメラ ドローン スマホ パソコン シータ ゴープロ
モバイルバッテリー
室内灯用の懐中電灯 ヘッドランプこれらを充電させます。
走ってる時間が短い時は優先順位考え 残電量など考えて充電します。
左上の黒いのがコンバーターでそこに三つ口があるパナソニックのタップをつけて充電。
それに加えて運転席周りにはUSB充電端子があったのでUSBで充電できるものはUSBから充電。
(電流料は弱いです)
しかし夜のオーロラ撮影から朝焼けを撮ってドローンを飛ばして 日中も移動少なく撮影となると充電が追いつかないのとあまり移動しない日でも
それらを充電できるよう
モバイルバッテリーで機内持ち込み最大サイズ
なおかつ100vで100wまで使えるバッテリー併用して充電させます。
この左側グレーのもの
ノートパソコンで電力を非常に食うMacBook ProにもUSB PDで60wのフルスピード充電ができる
と同時にドローンバッテリーも100vで充電できるのです。その隙間にUSB端子が二つあるので懐中電灯やスマホも充電できます。
さらにiPhoneなどはこのバッテリーに置くだけ充電できます。
このモバイルバッテリーは車で走行中
USB-C または家のコンセントでUSB-Cで充電できます。
容量が大きいのでハイパワーの充電器(マックブックプロ用みたいなもの)が必要があれば2時間半で満タン。逆に高出力のUSB充電器でも8-9時間かかります。
要約すると
200wのコンバータ
ゴールゼロのモバイルバッテリー
この二つで1ヶ月以上アイスランドで不自由なく生活してました。
どれ使ってますかと質問が来ると思うのでこれです。
北米製ですけど日本でも売ってるみたいです。
こういうものはアマゾンで中華製でバッタもんの安いやつは買わずに信頼メーカーのものを買った方がいいと思います。
元々1500wクラスの電気を食う
電子レンジ
炊飯器
電気ケトル
大型テレビなどは使わない人なのでこれらがなくても問題ないので最大200wの電気で1ヶ月以上の生活はなんとかなりました。
ドライヤーの700wが使えないですけど人前に出ることもないしヒツジとしか会わないアイスランドでヒツジのために髪型を決める必要もないので問題なしです。
しかし
アイスランド後半にこのコンバーターにトラブル発生。長くなるので次回書きます