コロナ中の冬 バンクーバーでキャンピングカーで暮らしてる時に導入したエスプレッソマシンです。
何度かカフェラテで登場してます。
カナダ極地の冬はマイナス30度に普通になるので普通は家を旅行などで数ヶ月空ける時も家は暖房を入れっぱなしで出かけるのです。
しかしキャンピングカーは数ヶ月もいない時に暖房入れっぱなしにはできないので冬季 日本へ帰国中は凍りついてるのです。
もちろん上水 下水管は水が入りっぱなしだと凍ると破裂して割れるので毎年10月には冬支度で水道管が凍らないように水を全部抜いてしまい不凍液を全管に入れます。
それがこれ キャンピングカーや船やキャビンなど冬使わずに氷点下で保存する場合は入れておくのです
もうユーコンに来て23年
キャンピンカー歴20年になるのでもちろん過去水道管は凍らせたことはありません。
しかしカナダに置いてるエスプレッソマシンには不凍液を入れずに去年も日本に帰ってました。
そして戻ってコーヒーを飲もうとするとコーヒーが出ずお湯がマシンのあちこちから吹き出しました。
デロンギのサービスセンターはおそらくトロントとかモントリオールしかないので送ってしまうと
カナダのこういったサービスはいつ戻ってくるか
本当に戻ってくるかなど信用がないので
自分で修理するしかないのです。
まずは分解してばらしてどこが悪いか発見。
水の通り道の管は塩ビなので割れてませんでしたがL字型のプラスチックパーツが割れてました
それも二つとも
デロンギの取説からパーツナンバーを調べてアメリカのデロンギの修理をしている会社が持ってたのでお取り寄せ 去年の話です。
カナダでも日本でもパーツは見つけられず。
そして今回カナダへ戻るとパーツがやっと届いてたのです。
パーツがユーコンまで来るのに9ヶ月待ち
そんなにこのパーツは壊れてばかりで世の中にないものなのかと疑いたくなるほど待ちくたびれました。
ということで忘れていたエスプレッソマシンの修理開始
マシンの上蓋を外したところ
白いL字型のプラスチックが割れていた箇所
隙間には手が入らず全てのネジを外してここまで取り出してしまわないと上蓋を開けるだけでは交換できず。
そしてこんなパーツを変えるのに2時間もかかり修理を終え試してみると水漏れは止まったのでエスプレッソマシンが1年ぶりに復活。
冬の間日本へ帰ってしまってると
極寒の冬が明けると毎年何かどこか壊れて修理からユーコンの春夏が始まるのです。