釣ってきて山分けしてされたカレイの一部はまずは一夜干しにしました。


干物はカナダ極地では売ってないので食べたいと思うと自分で釣って干すしかないのです。


以下は勝手に谷角流に作成した干物なのでおいしいかまずいかは自分でやってみて判断してください


普通はよくやられてるのは塩漬けにすると書いてあります。しかし料理が特技なのでそれだけでは味が面白くないと思い勝手にアレンジしてます。


まずは洗面器のような四角い桶に

内臓とエラを綺麗に取ったカレイ達を

塩と白だしとつゆ で数時間漬け込み。

まめに定期的に裏返したり表替えしたりします。


見た目はおいしくなさそうですが

日本のスーパーで売ってる刺身にされた魚以外

魚は丸ごとだと美味しそうには見えない

そんなもんです。

漬け込んだのをどう干すか悩みました。

干物ネットもないし、、


こちらで手元にあるもの

なんかひっかけるS字フック三つ

段ボール

いつかの修理でキャンパーの網戸張り替えた時に買った網

くらいです。


日本にいたらそれこそ100円ショップやホームセンターで何でも手に入るので簡単に誰でもできます。



まずは

風通しをよくしないといけないのでダンボールの横や上下はある程度切って網戸の網を張ってハエがタカって卵を産んだり(ウジ虫わきます)するのを避けたりカラス キツネにせっかくのカレイを盗まれないようにしないといけません。


カナダへ来る時に米やら調味料を詰め込んで飛行機に預けて持ってきた黒猫の箱があったのでそれを切って改造してカレイを入れ上記のようにして バーベキューコンロの鉄の網の上におきました
カレイは漬けてあり濡れてると早く干物にならないのでキッチンペーパーで水気を拭き取ります
内臓のあった箇所も開けておきます。

段ボールは底と上を網 横も少しずつ切り取って網を張ってあります。

黒ネコをキツネにやらに見える方に置きその魔除けみたいな感じのおかげで天敵のキツネや鳥やリスが来ないかと思ってます。





でも一晩置くのと

アラスカから戻って解散したのが夜21時

それから船やら釣り道具の片付け

シャワー浴びて晩飯を食べて23時から始めたので

疲れてるから盗人(カラスなど)が盗りに来ても疲れて寝てしまうと気づかないかと屋内にも干すことにしました。


それがこちらでキャンパーのシャワー室です

床にはエキスがシタタリ落ちるので洗面器を置いてます。


これで毎日顔を洗ってるわけではありませんので

驚かないでください。


S字フックで身が落ちないように引っ掛けてます。


しばらくキャンパーは動かさないので魚の汁があちこち飛び散りませんし翌日シャワー浴びるまでにはカレイも干上がってるという計算上。


屋内にはなるべく干したくなかったのですが

やはり狭い屋内に干すと沼津漁港に行った時の匂いが部屋中充満してしまくってますので

カナダ極地ではなくて日本に戻ってきたような生活臭がしてます。

換気扇をしても同じですそれくらいであの匂いは取れません。


大体 沼津の漁港にいること16時間

干物っぽくなったと思います


なんせ初めて作るのでこんなもんかなと思いながら触ってみたりして確かめます

その半信半疑でカレイを触った手を嗅ぐと日本の香りがしますので美味いこと間違いないかと思い早速焼いてみました。




魚焼きグリルなんてないのでグリル焼きは全部バーベキューコンロです

裏から焼いて表を焼いてるところ。


裏はまだ美味しそう。


表は美味しそうではないですが魚は見た目はそんなもんです。




しかし日本で食べたカレイの干物の味がして非常に美味しかったのです。



ぜひカレイを釣ったら自分で干物にしてみてください

意外と簡単です。カレイは沖縄県をのぞいて日本中にいると思います。


屋内干しは匂いは2日は続きますので漁港へ旅した気分になれます。


あとの匂い消しは皆さんも

コロナでたっぷり買って余ってる消毒液が家にはあるかと思うのでそれで拭き取り 空気清浄機もあるでしょうからそれをフル稼働すれば問題ないし漁港の匂いが服についたくらいで命に別条ありません。